皆様の投稿、ブログ

舛添都知事、結局、ベッキーと同じ集団リンチでした

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
札束

舛添都知事がとうとう、都政を混乱させたため、として自ら辞任されました。
やっと辞任か、というより都知事の追いつめられ方に、逆に違和感を感じた方も多いのではないでしょうか。

不明な部分があるから、視聴者の好奇心をかき立てている

ベッキーの場合

既婚者とラインでやりとりしていただけで、「何をやっていたのか」「不倫などけしからん」と火がつき、大騒ぎになりました。
不倫の事実(性交渉があったのか等)も不明ですし、そもそもベッキーはつきあっているとも結婚するとも言っていないのですが、それがよけいに視聴者の好奇心をかき立てました。

正直、ベッキーが何をしようが、本来であれば興味が無い人が多いはずです。
売れっ子とはいえ、女優でもなく、それほど魅力のあるタイプでもないでしょうから。
連日あれこれ報道されて、番組に出演できなくなり、謝罪会見まで開いて、視聴者の興味が薄れてきたらポイ、です。

舛添知事の場合

東京都庁舎

海外視察のあたりまではかわしていましたが、政治資金で正月家族とホテルに行っていたのではとのあたりから、本人がきちんと説明せず、弁護士に調査させるという形をとったため、「出版社の社長と面会なんて嘘では」「税金の乱用では」などとよけいに視聴者の好奇心をかき立てました。

こちらも、連日のように、今日はこう言った、こういう行動をしていた、こういう事実が見つかった、とさんざん報道され、追い詰められた結果です。

自民党以外は知事の不信任決議案に賛成、などとニュース番組で大きく取り上げられたため、自民党本部が、参議院選挙に影響すると判断したとしても仕方がないでしょう。
最後は、首相自ら電話して引導を渡したそうです。

何がいけないのか

最初にスクープ記事を書いた週刊文春は立派と思います。
それに便乗して、さんざん煽り煽っている周囲のマスコミはどうでしょうか。
でも、それを知りたがっている人がいるので、それも報道の使命と言えば、そうかもしれません。
視聴者に真相を伝えるまで追求するために、崖から突き落とすまで報道する。そのようにも映りました。

今後も、このようなことが繰り返されるのでしょうね。

例えば、小林麻央さんの入院先での単独インタビューなんて出たら、内心では「そっとしておいてやれよ」なんて思いつつも、我先にと取材合戦が始まるのでしょう。
それをテレビで見てる方も、「同じ穴の狢」ですが。

何が問題だったのかわからないままで、それを教訓にできない

別の記事に書いていますが、政治資金規正法では、それを公開しなさいと規定しているのみで、その使途は限定されていません。
なので、「ええ、私の金なので、勝手でしょ」と言えば、世間がどう思うかは別として、法律上は問題ないのです。
舛添知事も、都民の税金以外から集めた政治資金であったなら、そう開き直ることも出来たと思います。

以前、杉村大蔵さんがある番組で、議員は報酬だけでは儲からない、もともとの資産家で無い限り、と話していましたが、
パーティや寄付などの何らかの手段で政治資金を集めれば、それで巨額の収入を得ることが可能なわけです。

例えば、「生活の党と山本太郎となかまたち」という、ふざけた名前の政党が誕生したのも、所属国会議員が5名以上という政党要件を満たすだけで、年間3億3281万(2016年の場合)という政党交付金を手に入れるため、小沢一郎さんがしぶしぶ妥協したのでしょう。
彼らが、この税金を国民のためにどう活用しているのか、名目は判明しても実態となれば、誰もわかりません。

政治家のイメージ

地方議員も、多かれ少なかれ、同じようなことをしている人もいるのでしょう。

兵庫の野々村前議員の際も、他の県議員が政務活動費から最高144万円も切手を購入していたことが判明しています。

結局、舛添知事や野々村前議員のように、何かで特に目立った人だけが悪いように報道されます。

解決する方法は

一番いいのは、政治資金規正法を改正することでしょうが、政治活動を規制しづらいのも事実でしょう。
また、大きな仕事をするため(例えば、築地市場を移転するために)利害関係者を調整するのに、いろんな意味で政治的なコストがかかる、のは仕方ないところもあります。

私としては、理想やきれいごとばかり言って何もしない政治家よりは、多少金に汚くても、きっちり仕事をする政治家の方が、全体的な利益では大きいと思います。

舛添さんも、都知事としては、石原都政の大失敗作、新銀行東京の尻拭いや、東京オリンピックで2000億近い予算削減など成果を上げています。
そういう意味では、いい政治家だったのかもしれませんし、少額の政治資金流用で知事の座を追われるのも、ある意味では残念です。

 

古今東西、永遠のテーマかもしれません。こんな政治に関する名言があります。

・知識人は政治家を軽蔑し、政治家は知識人を軽蔑する。(ロマン・ロラン)

・興奮した党派の叫びの中から、真理の声を聞き取ることは難しい(シラー)

・国会へ行く政治家もいれば、監獄に行く政治家もいる。だが、結局は同じことだ。(W・ピット)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

コメントを残す

*