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オバマ大統領の広島スピーチは素晴らしく、安倍首相の演説にがっかりした

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オバマ大統領

2016年5月27日金曜日、オバマ大統領は伊勢志摩G7サミットの後、広島を訪問されました。

サミットは大した成果がなかったようですが、オバマ大統領が広島を訪問したことは、世界で大きく報道されたようです。

オバマ大統領のスピーチは素晴らしかった

オバマ大統領

オバマ大統領   出典:Creative Commons

オバマ大統領のスピーチ翻訳全文は、こちらに記載されています。簡単にまとめると、

  • 10万人を超える日本人、数千人の朝鮮人、10人ほどのアメリカ人捕虜を含む死者を追悼するため来ました。
  • 人類は素晴らしい芸術、思想、正義、調和や、技術の進歩を生み出したが、戦争や大きな破壊力も生み出しました。
  • テロや戦争廃絶への努力、防衛のための核保有という考えを改め廃止することを、この広島から学び始めましょう。

日本やアメリカ、全世界の人々に向けての20分近い演説は、非常に推敲を重ねた、いろんな人に配慮したスピーチでした。

例えば、「ある被爆者はエノラ・ゲイのパイロットを許した」という内容がありましたが(上の全文には載ってませんが)、アメリカの中で、原爆の謝罪をしてほしくない、投下は間違ってなかったのだという主張の方にも、配慮したのだと思います。

安倍首相の演説の後、被爆者の方と握手し、アメリカ人の被爆者を個人で調査し、遺族への連絡や記念館の名簿に追加をされた方と、抱き合っておられたのが印象的でした。

©AFP

安倍首相の演説にちょっとがっかり

最初にお断りしておきますが、私は政治については殆ど無関心で、どこの政党を支持とかはありません。

安倍首相の演説の全文は、こちらに記載されています。簡単にまとめると、

  • 去年、戦後70年に米国議会でスピーチし哀悼の意をささげました。戦後の努力で日米同盟が深い絆で結ばれました。
  • 1年後、この広島に訪問戴いたオバマ大統領に感謝し、敬意を表します。一緒に犠牲者に哀悼の誠をささげました。
  • 核兵器をなくし、世界の平和と繁栄に力を尽くすのが、今を生きる私たちの責任であり、固く決意します。

短いながらもよくまとまっていて、平和への責任を決意する、素晴らしい演説と思います。

それでも、ちょっとがっかりと記載したのは、オバマ大統領のスピーチと異なって、アメリカへの配慮が少し足りないのではと思いました。

日本人は、戦争に被害者意識をもっているが間違い

日本は、第二次世界大戦で、アメリカに攻撃を仕掛けた側です。

ヒトラーのドイツ、イタリアと三国同盟を結び、アメリカ、イギリス、フランス、ソビエト、中国の連合国と対戦、大敗を喫して降伏しました。

真珠湾に奇襲攻撃をかけ、アメリカを最初に攻撃しました。
攻撃をしなければ、戦争は起こりません。
繰り返しますが、誰も最初に攻撃しなければ、戦争は始まらないのです。

私の家にも立派な墓石しかしらない戦死した方がいます。
多くの方が、戦地や特攻、爆撃や広島長崎への原爆などで亡くなりました。
それは悲しいことですが、日本がアメリカを攻撃しなければ、亡くならなかったのです。
そして、多くのアメリカ人も亡くなりました。

アメリカ議会で安倍首相が演説した際、戦争を引き起こしたのを、はっきり謝罪されたでしょうか。
哀悼の意と、謝罪は違います。

私なら、アメリカの遺族者に配慮し、広島の演説にこう付け加えます。

「広島を訪問いただいた今日、アメリカではメモリアルデー(戦没者追悼の日)を迎えました。
日本は、真珠湾に奇襲攻撃をしかけ、多くのアメリカ人を戦争で殺害しました。
このことに対し、戦争をおこしたことを深く反省し、深く哀悼を表します。」

真珠湾で、日本がスピーチするのが先だったのではないかというアメリカ人も、数多くいるようです。

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