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CCRCって知ってます?地方移住の理想と現実

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シェア金沢

東京人は地方に移住したい?

首相官邸のホームページに記載されている、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の日本版CCRC構想が面白いので紹介します。

東京都在住者の約4割、特に10代・20代の男女47%が地方への移住を検討したいと考えている」そうです。

年代別東京在住者の移住意向割合

年代別東京在住者の移住意向割合 出典:内閣府「都市と農山漁
村の共生・対流に関する世論調査」(2005年)

都内の若い世代が地方に移住したいと考えているなんて、到底思えないですが。。
若者が減って、渋谷が巣鴨になる日が来るのかもしれません(笑)

と思ったら、若年層だけでなく、50代男性の半数以上、50代女性及び60代の約3割が地方への移住の意向を示しているそうです。

東京在住の50代・60代の2地域居住に関する意向

東京在住の50代・60代の2地域居住に関する意向 出典:内閣官房「東京在住者の今後の移住に関する意向調査」(2014年8月)

都心回帰じゃなかったの?

最近まで、都心回帰なんてニュースが流れていましたが、それは一時的な現象だったでしょうか?

この資料では地方創生、地方移住をどうやって進めるか、といった視点で書かれていますので、そういうニーズを前提として見せたかったのでしょうね。。

皮肉はともかく、
都会の高齢者が健康時から地方に移住し、生涯学習や社会活動を行いながら、必要であれば介護も受けられるような共同体をCCRC(Continuing Care Retirement Community)と呼んでいるそうです。

地方移住のニーズって?

そこで、高齢者がどう考えているか、都心回帰の資料とこの資料内容を結びつけてみました。

<都心回帰の理由>
人口減少により、郊外は商業施設の閉鎖や公共交通網の縮小などにより、不便になってきている。
少子化や核家族化により、都心の小さな住宅で、医療機関や商業サービス等の施設に近い、便利な場所に住みたい人が増えている。

<その中でも、地方に移り住んでみたい人は>
自然あふれるところで、晴耕雨読のような、悠々自適な生活を一度は体験してみたい。
地域のコミュニティに溶け込んで、社会にも少しは貢献したい。

つまり、
子供も結婚や独立しているので、世話にならず、自立して生きて行くにはスーパーや病院が近くにあったほうがいい。
でも、それならいっそのこと、地方に移り住んで、悠々自適に暮らしてみるのもいいだろう。

こんな感じの人が増えている、ということでしょうか。

また、都心に住むには、地方よりお金がかかります。
一般的なサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に夫婦二人で入居した場合、
東京の夫婦二人の平均月額が25.1万円なのに対して、福井・高知・三重では12.6万円。

そこに、食費や光熱費、医療費や交通費等の消費支出額を加えても、
東京が月額39.5万円、福井・高知・三重が26.9万円と大きく差があります。

サ高住に入居する高齢者世帯の支出試算

サ高住に入居する高齢者世帯の支出試算 出典:内閣官房

移住したくても、出来ない現実

そこで、地方移住で低コストで自由な暮らしを手に入れたいと思っていても、
一番の問題点は、「情報が少ないこと」「進め方がわからないこと」のようです。

地方移住の検討に当たって困っていること

地方移住の検討に当たって困っていること 出典:内閣官房

確かに、地方移住のニュースや情報なんて、めったに聞いたことがありません。

それもそのはず、資料には、民間では2拠点のみで、地方自治体で調査検討しているところは多いものの、着手しているところはありません。

国内のCCRC動向

国内のCCRC動向 出典:内閣官房

地方自治体のビジネスチャンス!

廃校になった校舎を利用して、3食つき介護つきで月10万円!とかなら、一気に集まりそうですけどね。

過疎化で困っている自治体で、ふるさと関連など、予算が余っているなら、ぜひやってほしいです。
一気に人口が増えますよ。
人が集まれば、それをきっかけに、その村がいろいろ発展できることもあるでしょう。

民間の事例は?

(1)シェア金沢

こちらは、テレビでも紹介されたり、安倍首相も見学に訪れたようです。
1万1千坪の敷地に、高齢者向け住宅、障害児施設、大学生向け住宅や商店街や介護施設、農園などがあります。

シェア金沢

シェア金沢 ©2013.Share Kanazawa.

大学生は、月30時間のボランティアを条件に、格安で住むことが出来ます。
商店も、ブータン王国のセレクトショップや、ウクレレ教室のログハウスなど、変わった店もあるようです。
テレビで紹介されているのを見ましたが、畑で好きな作物を育て、有料の露天風呂もあり、非常に居心地がよさそうでした。
いろんな人と触れ合えるのも、良いですね。

料金は月額12万円程度から住めるようです。(参考

(2)ゆいまーる那須

こちらはどちらかというと、別荘地に食堂や介護サービスもあるよ、っていう感じのようです。

ゆいまーる那須

ゆいまーる那須 ©Community Net Inc.

なので、入居費用は家賃一括前払金1,175万円(33.12m²/10.02坪)から。
月々の費用は一人入居の場合38,850円。

シェア金沢と比べると、コミュニティとしては弱いようにも思いますが、東京から近く、2拠点居住を楽しむ人などにも向いているようです。

 

海外はどうか?

海外は、一時期ブームになりましたが、長期滞在(ロングステイ)であって、永住はなかなか難しいようです。
また、詐欺まがいのブローカーも横行しているようで、あまりお勧めできません。

何より、海外に移住してから戻りたいと思っても、簡単に戻れないのがネックです。(参考

 

生きがいがある人は長生きして、人生の目的があるとボケにくい!

移住もなかなか大変ですし、現実的には、都心に住んでいて、たまに地方に出かけ、ボケたら特養に入る、ということでしょうか。。夢が無いですが。

内閣官房の資料には、生きがいと生存率の関係として、
・「生きがいがある」人は生存率が高い傾向にある
・「人生の目的」がある高齢者は、要介護になりにくい傾向にある
と分析されています。

生きがいと生存率、人生の目的と要介護の関係

生きがいと生存率、人生の目的と要介護の関係 出典:内閣官房

よく、バリバリ働いていたサラリーマンが、定年退職を迎えた後、やることがなくなって急に老けた、とか、ボケだしたなどと耳にしますが、これはあたっているのではないでしょうか。

毎日テレビ見て、食事をして、他にすること無く、いつかお迎えが来るのを待つ、これでは生きる意味が無いですよね。

最後まで人生を楽しむためにも、いろいろ相談してみませんか

いろんな情報を手に入れ、比較しながら検討することが大事です。
いろんな民間の相談サービスがありましたので、ご興味がある方は、覗いてみてください。

介護の相談

「介護の相談」では分からないことを専門家に相談して解決が出来る情報サイトです。
相談メールで、無料相談を行っていますので、是非お問い合わせしてみてください。

介護は遠いようで近い未来、「介護の相談」で専門家にきちんと相談しよう!

サ高住ノート

全国の「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)を紹介しているサイトになります。
手数料無料で、入居が決まると最大10万円のキャッシュバックがありますので、例えば他で見つけていても、こちらを経由するほうがお得ですね。

高齢者住宅を探す

老人ホーム・介護施設紹介センター

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ファンコート厚木は医療法人が運営する大型の介護付き有料老人ホームです。
入居一時金0円で入居することができ、24時間の看護職員配置体制で医療体制をサポートしているそうです。

ファンコート厚木

将来、地方に多くのシェア金沢のようなCCRCが誕生したらいいですね。

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